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紙のツール、入社案内の必要性に迫る

「採用ツールがインターネットと親和性の高いWebサイトや映像にシフトする中で、果たして紙系ツールは必要なのか？」といった議論は、人事部でも多く聞かれるところです。一般的な認知度が決して高くはない吉野石膏では、対面での説明会やイベント、あるいはDM送付といった局面では依然として紙系ツールへの学生からのニーズは高く有効であるとの認識に基づき、仕事紹介に重点を置いた24ページの入社案内の制作が決まりました。

同社では新卒で配属可能性がある職種が10を超え、とりわけ機電系といった採用難易度の高い専門性を持つ学生に、いかに働く現場像を具体的にイメージさせるかが、志望動機に関わる重要なテーマとなっています。
今回は制作の効率化のために、webサイトの仕事紹介に掲載されている社員のテキストと画像データを入社案内用に編集して使用することにしました。1ページに1名、計14名の異なる職種の仕事紹介と、「吉野石膏とは」や、「メールアンケート」、「福利厚生制度」といったプラスα情報も掲載することで、充実したコンテンツとなりました。
さらに、
・石膏ボードメーカーらしい建材をモチーフにしたデザイン
・各ページには職種タグを付け検索しやすくする
・判型をA4判より縦横1cm大きくすることで余白を増やし読みやすさを追求
など、紙系ツールならではの付加価値を付けることで、読みやすい良質な入社案内が誕生しました。制作では、原稿の編集期間1週間と効率的に進行できたのも特徴です。