共同企画への要望
織田
逆に当社への課題というか注文というか、あるいは、期待していることなどはいかがでしょうか?
本領
最初は、紙系には強いけど、デジタルはどうなのという感じでしたが、最近はデジタルにもかなり力を入れてキャッチアップされてきたみたいですね。
織田
いやいや、以前からデジタルも結構強いのですが(笑)。
本領
ユーザーサイドから言うと、御社にメンテナンスフリーみたいな感じで、タイムリーに情報をアップロードできるような仕掛けがあるとありがたいと思っています。 実際、採用担当者レベルでは、一定のテンプレートで書いて伝えたりとか、そんな仕組みもあるわけです。
織田
それはHPなら、HTMLではなくCMSで制作すれば可能です。
本領
逆に、お伺いしたいですが、御社はコンテンツビジネスの会社ですが、どこかと組んで応募者の管理とかスクリーニングとか、バックヤード側でデータ判断するような仕掛けだとかを組み合わせて提供するというようなアイデアはないんですか?
織田
確かにひとつのアイデアですよね。 ただ現状ではうちはこの少人数ですから、今は、強みに経営資源を集中投入して磨きあげることを考えています。 本領さんがおっしゃっている意図は、「あちらこちらに頼むより、まとめてやってくれた方が便利」ということなのかと。
本領
やはり、どう母集団を形成するかという部分と、形成した母集団をどう運用していくかというところが、今は完全に分かれています。 それってやはり、母集団形成の方は、もうテンプレートなわけじゃないですか。 そこに強みがあって、集めるところがもっと魅力的だったら、もっと嬉しいわけですよ。 独自にはできないというのはわかりますが、うまくアライアンスを組めないのかなと思います。
織田
おっしゃることはわかります。 なかなか良い回答をご提示できなくて恐縮です。
本領
ちょっと真剣に深く考えてみてくださいよ。
織田
「はい」と、即答はできませんが…(笑)。
本日はとても有意義な時間をありがとうございました。課題のご指摘を含め、背中を強く押された感じが致しました。 これからもどうぞ宜しくお願い致します。
(最後に)
本領さんとは5年を超すお付き合いになりました。 ゆるい仕事をしていると的確に突いてこられるので、常に緊張感を持ちながら仕事をしています。
スーツのパンツをサスペンダーでイキに決め、スガシカオのファンだったりと、仕事もオフもとても人間的な魅力を感じています。 これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。